カカオ

瞼の母のカカオのレビュー・感想・評価

瞼の母(1962年製作の映画)
3.6
時代劇専門チャンネル
ハダシが愛した時代劇の企画にて鑑賞

作品の名前は知っているものの観たことは無かった名作。幼き頃に生き別れた母をずっと探し続ける風来坊。


カタギではないものの仁義を重んじる男を演じる萬屋錦之介、前半、若かりし松方弘樹とのやりとりは見応えあった。






クライマックスも良かったが、背中越しに筆を執る半次郎の母のぬくもりに気持ちが昂る寂しさの表現も良かった。


「母を訪ねて三千里」や「みなしごハッチ」の名場面で涙する人には持って来いの作品だ。





チャンバラの音響が乏しく、模造刀どうしが当たっている音をそのまま使っていることが残念だ。
カカオ

カカオ