ローアングルシークエンスショットがバチボコ決まっとるな。特にラストの殺陣場面があっさり仕上がってて、それが忠太郎の虚無感をより際立たせる働きを見せている。被写体に対して円を描くようにして回るドリーシ…
>>続きを読む長谷川伸の戯曲の映画化。何度か映像化されているようだが、今作は錦之助バージョン。
錦之助が番屋の忠太郎。冒頭は下総飯岡での笹川繁蔵と飯岡助五郎との争いから。
笹川の子分・金町の半次郎(松方)に加勢…
1930年に書かれた長谷川伸の戯曲「瞼の母」は、何度も映画化、ドラマ化されているスタンダードだ
今作は加藤泰のあふれるエモーションと、アクションに痺れる
まずはあらすじから
ーーーあらすじーーー…
究極の涙腺崩壊映画。見てるこっちも泣くし登場人物も泣きまくる。
縦の構図の奥でも手前でもずっと芝居が動いてるからショットが長くても冗長にならない。
三人の母(かもしれない人)との会話がどれも良い。ワ…
萬屋錦之助も松方弘樹もクサくて…。かき回す錦之助にもう少し繊細さがあってほしかったなあ。最初の仇打ちはともかく、他のケースではお前がいなけりゃ丸く収まるのに…と。
でもめくらの三味線?琴?の婆さんに…
錦之介の忠太郎の優し気な感じに心打たれる。金町の舎弟のおっかさんに手を添えてもらいあの告げ文を記す様子の睦まじさは、そのふみの凶状宣言に似つかわしくない。
こんな忠太郎の素顔のちぐはぐさが錦之介…
とりあえず、母子の対面シーンで、錦之助の周りを回るカメラワーク。あそこが一番エモーショナルとダイナミズムに溢れるシーンだと思う。というか映画で、登場人物の周りをカメラが180度回る演出は、やっぱり明…
>>続きを読む話は好みじゃないけど、その他の色々なところがすき。
色々な場面が記憶に残る。
山形勲がのんびりした役。ちょっとかわいい(笑)
「それは一昨年流行った顔だ」
「瞼をくっつけると…」で瞼の母の意味は…