このレビューはネタバレを含みます
私は、始終よく分からなかった。
画面作りや背景はとても美しい。
世界観はとてもハウルっぽい。
なんとなく、旧作ファンに贈る
ファンアートのような作品だった。
「君たちはどう生きるか」という
問いを、観る側に投げかける映画…
ではないのね…?
結局、原作にあったフレーズで、
嘘をつく人の嘘は本当か…を使いたかっただけ?
「人形に触っちゃダメ」という
口約束を破っても何も起きないし、
監督の描きたいシーンの腕ならし作品に
思えてしまった…
戦争のリアリティには直接触れず、
知りたい色んな情報は想像にお任せ。
主人公は嘘と殺しに溢れた世界を選びました。あっさりすぎやろ、、、
今流行っているコンテンツの多くが、ストーリー重視だったり、現実の闇の世界を追求しすぎているせいで、今作のインパクトを弱く感じたのかもしれない。