このレビューはネタバレを含みます
君たちはどう生きるか
絶賛就活生で、しかも本日誕生日。
なんだか僕に届けられたような気がして、たまりません。笑
かれこれ映像作品をめちゃくちゃ見るようになって、約8年。まだまだ映像ってなんなのかわからないのですが、本当に優れた映像を観たときの感覚ってのがあって、とにかく言葉にできないんです。
本作はまさに、それでした。
なんであのアオサギは...とか、なんであれは...?とか、理屈なんてどうでもいいんです。観ているものがすべてで、自分が感じたものがすべて。わからないこととか、感じられないものは、まだ自分が生きてきた人生の中で出会ってない感情で。
たった8年しか映像を観てない僕が、10年以上かけて作った本作のすべてがわかるわけなんてないんです。でもその中で、ごくわずかに見出せた何かがあって、それを大切にしたいと思います。
今にも崩れそうな積み木のように、積み上げられ飽和寸前の世界に僕たちはいて、これからをどう生きるか。崩さずに積み上げるのか、壊して一から積み上げるのか、積み上げないのか。
正直、僕は積み上げない派で、今の社会に期待するものなんてなくて、ただ平日は仕事をして、休日は友達と遊んで、辛いこともあるけど楽しく過ごせるようになりたいなと、就活生は思いました。
就活、現在山場で来週大事な面接です。がんばろう。