このレビューはネタバレを含みます
初日に鑑賞！
前情報が一切なかったから2時間耐えられるか不安だったけど、宮崎駿のジブリ作品が好き人ならきっと好きな作品。
個人的には戦争映画が苦手なので初っ端終わったと思ってしまったけど、戦争メインじゃなくてよかったです。
ポスターの絵を見た時に目が二つある？？と薄ら感じていたことが当たってよかった。
ただ題名にメッセージ性がありすぎて、鑑賞前に「過去を引きずらず今を大切に生きろ」と言いたいのかな、と予想して鑑賞したところあながち間違っていなくて少し残念だった。
少年は現実世界に帰ったら友達を作って勉強して前向きに生きる。お母さんを亡くして泣いていた彼は成長したんだと思う。
命に順番・サイクルがあることも強調されていたと思った。
ラストおじさまが亡くなって、お母さんも亡くなって、次は少年が生きる番。生まれてきた弟の番。
冒頭サイパンで死者が出ているからこそ、父親の仕事が繁盛する。
転校すると生徒がみんな食糧？をいれるバケツを手に持って待っている。
魚を捕らえた後も亡霊？のようなものがお皿？(忘れた)を持って待っている。
インコの部屋に招き入れられた時もインコはお皿を持って待っている。
何かの命を頂いて(誰かの死の犠牲の上に)生きていることを表現したいんだなと思った。
ジブリが毎回ご飯のシーンを美味しく描く理由がこの作品で描かれていると思った。
絵や音楽はザ！ジブリ！な感じでワクワク引き込まれます。ところどころ手抜きの作画があって意外だったけどいつもこうだったかな？
終わった後知らない子供が大きな声で、よく分からなかった！！！って言っていて笑ってしまった。確かに子供には少し伝わりづらいかも。
