情報に溢れた現代において、前情報一切なしで映画館の席に座るってあるようで無い、でもなんだか懐かしい経験。という事で初日に観ることに意味がある！と思い立って行ってみました。
それこそ情報を得る術も意味も必要もなかった幼少期のあの頃にしか出来ないような貴重且つタイムスリップしたような体験を、それも天下のジブリ映画でさせて貰えた。むしろジブリだからこそ成立してしまう、絶対王者にのみ許される高みの見物みすら感じる離れ業であり、そしてビデオが擦り切れて洗脳されるほどに観てきたジブリ映画だから懐かしさを感じる事が出来たのかもしれないです。
セルフオマージュ総集編に隠れた難解な内容は、情報0の丸腰オーライの自分には到底すべてを理解できませんでした。
次はある程度の情報を得た状態で観るはずのこの映画はなんとも不思議な映画だなーと思います。
そして木村拓哉ファンとしては、また呼んでくれた事(それも宮崎駿の集大成のようなこの作品)にジブリさんに心から感謝。そして木村拓哉のハウルを思わせる声の演技に涙涙でした。主人公ではなく特別出演ていうのがまたなぜか嬉しかったです。
大ヒットロングランをお祈りいたします！
