広告をしない広告戦略は面白かったけど、本編は全然面白くなかった。ひたすら眠気と戦う2時間。
アニメーションの動きっぷりは流石のジブリ、火事のシーンで歪ませながら動かす表現とか、鳥全般の不気味さの描写は良かった。あと穴を埋めてあげるシーン。
ただ意味不明なストーリーを2時間ひたすら見せられるのが苦痛。『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』とかを観た時以上の「どういうこと?」って感想が湧いてくる。宮崎駿らしくはあるけど、好みじゃない部分が前面に出てきちゃったなと。
ストーリーがよく分からなくても世界観やキャラクター、アニメーションに尖った部分があれば楽しめるけど、過去のジブリ作品と比べて特に秀でてるわけでもなかったから来週には内容全部忘れてそう。
本編映像を使った予告が流れてたら多分観に行ってなかったと思う、それくらい全ての要素に魅力がない。広告をしない手法にまんまと引っかかった。
青鷺のビジュアル、あそこまで人化させないでくれた方が良かったのに。