このレビューはネタバレを含みます
スタートから最後まで、メッセージがある。駿作品の象徴が盛りだくさん。
主人公が強い。善意と悪意か。
戦争、親の再婚、地元を離れる、イジメ
1番青春をすべき年代にモロに負荷をかけていく親。
親は工場の社長であり、対照的で、前進しているのがうまく描かれていた。
母の病気→入院→妹と不倫→妊娠→母火事で死亡→再婚&妊娠
のように思えて、当事者だったら絶望なんだけど、考えすぎ?
親が帰ってきた時の、キスシーンとかリアルで嫌な雰囲気を真人に見せてて、強調してるな、と感じた。
そんな親の元で生きている中で「母親が生きている」その言葉。希望ではない、死への侮辱として受け取っているが、どこか期待している真人。
前置きの部分で徹底して、現実世界の腐りを感じている主人公が描かれていて、そこからの冒険シーンは流石の一言。
以下は疑問点、解釈
「石」が象徴物?
世間と繋げているように感じた。
石
・自然的なもの
・人工的なもの
・固い、重い
・脆い
・変わることができる(加工)
「インコ」
・別世界の人的な役割
・声真似ができる点から真似た世界観
最後の大叔父の真意