君たちはどう生きるかのむかでのネタバレレビュー・内容・結末

ジブリのアニメーション、やっぱり凄すぎる。音楽も久石譲の音だと一瞬で分かる瞬間があって、これからはそういった体験をすることも無くなるのが悲しい。
逞しくて美しい若いきりこさんがあのお婆さんになるまで、どんな苦労をして、どんな幸せを見つけて、どんな辛い思いをしながら生きてきたんだろうと、私たちには知り得ない人生を想って泣いた。
｢火は怖くない。素敵じゃない。私、真人を産むのよ｣といったような最後のヒミの台詞、少女が持てる覚悟や他者への愛じゃないと思ったけど、自分も宮崎駿と同じように母親という存在に固執しているのですごく印象に残った。