このレビューはネタバレを含みます
集合体恐怖症をジブリ映画で発症した人も多いのではないだろうか。そしてまた、この映画もそんな人たちを恐怖のどん底にたたき落とす。
……まず、タイトルが嫌いだ｡なんでこのタイトルにしたんだろう？
……そして、なんで情報を流さなかったんだろう？
……なんでわざわざこの時代にして、この時代の､現代の価値観では受け入れがたい父の生き方を見せるんだろう？
……そこのところがどうも宮崎駿の「父」としての言い訳のように思えてならない。自分でも分かっているのだ。時代が変わっても他の生き方はできない。そんな自分を理解し、許してほしいと乞うているのだろうか？誰に対して？
……他でもやってるかもしれないけど､眉毛がなびくのは初めて気がついて釘付け。
……家に帰る途中、最寄り駅で降りると､見たことない人の群れが｡近くの神社で夏祭りをやってるらしく、交通整理までしていてなかなか前にすすめない。人人人でこれも集合体だ｡宮崎駿、恐るべし。
