世界は、わからないことだらけで、わからないことをわからないままに受け入れる、その覚悟ができたなら、本作を見始めよう。
生きることは、辻褄が合わないこと。
世界は、アンバランスで保たれている。
明日には、全てのバランスが崩れるかもしれない。
「死んだことをその目で見ていないのに、どうして死んだって分かるんですかね?」
どこかで、違う世界で、姿を変えて生きているかもしれないお母さん。
ある日突然行方不明になった人を、世界の端から端までめぐって探す迷子のような気持ちになる映画でした。
鳥がいっぱい…。
サギ…この世界の片隅に…??
7人の小人おばあちゃんは、ディズニーの白雪姫(世界初の長編カラーアニメーション)へのオマージュなのかなぁ…。