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君たちはどう生きるかのpeplumのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

こういう夢を見たんだと話をされるのが好きだ。脈絡もなくオチもなくそれなのに聞いてるあいだはどこに着地するのか分からない夢の話が好きだ。
この映画もほとんど夢みたいな話だった。太平洋戦争中です、という情報の開示がそのまま宮崎駿の自己を語りますってサインだった。
出てくる建造物、全部どこか懐かしくて全部真新しい。
カーテンのハーモニー処理が見られて嬉しかった(高屋法子さん)。
声優のトップコート率が高いのはなんなんだ?
アオサギ、お前単品でポスター張れるタイプじゃないのにすごいな。それでもなんだこれは?と惹き付けられたから君でよかった。もっと売れ線のデザインにも出来たろうにそうしない、あえて感がより一層君を特別にしている。菅田将暉をイケメン声で使わなかったのめっちゃよかった。
木村拓哉をズレてる人として使えるのはジブリくらいなんじゃないだろうか。
柴咲コウマジでうまいな。おばあちゃん声から若返りがスムーズすぎる。
あいみょん!!!唯一きいてて分からなかった。聞いたことあるのに分からないの悔しかった。


絵の芝居が細かくて丁寧ですごくよかった。豊かなものを見ている気分になった。
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