もりともか

君たちはどう生きるかのもりともかのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

まずスタジオポノックを作ってくれてありがとう西村さん。米林監督。制作陣の皆さん。スタジオジブリの意志は引き継ぎ、同じものを作るのではなくその先へ進もうとする姿勢はファンからしたら本当に嬉しいのです。

宮﨑駿監督の作品の総集編のような作品(それを彷彿とさせるシーンがそこらじゅうに散らばってた…)でちょっと胸が苦しくなりました。もう80超えてるもんなぁはやお。大好きです。素晴らしいメッセージを毎回ありがとう。たくさんの作品に影響を受けてきました。

アニメーションが素晴らしい。スタジオジブリ感もあるけどその先をしっかり見せてくれた気がします。階段、炎のシーン凄まじかった。パン美味しそうだったなぁ。
そして声優陣素晴らしい。
後から声優知って驚きました。中でもわたしはあいみょんの声が好きだった!ジブリとの相性抜群。菅田将暉くんも流石!

どう生きるかという壮大なテーマであり、でもそれはとても身近な各々のテーマでもあり、今回はSFやファンタジーさも加えて自分がおとぎ話の主人公になったようでした。
全てがうまく綺麗にいく世界に住むのではなく、苦い経験も背負いながらより良くしていこうと生きることが大切なんだよなぁ。隣の人を助けられる人でありたいと思いました。
久石譲の劇中音は初期の頃のジブリの感じがしました。
米津玄師の曲はとても良かったけど、正直風立ちぬの時の心を鷲掴みにされる感触がなかった…でもきっと今後ももっといい曲を書いてくれるなと思えました!
ジブリに出会えて良かった。
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