Hattashin

君たちはどう生きるかのHattashinのレビュー・感想・評価

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
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(微ネタバレかも)
一切広告を出すことなく封切りされた、おそらく年齢的に最後となるだろうパヤオの大作が、こんなわけわからん作品になると想像できた人はいないだろうwパヤオの悪ふざけが過ぎるw
5,6分に1回ほどのペースで頭の中に?が生じることになるが、それらは解消されるどころか増える一方で、頭の中が?で埋め尽くされたところで案の定エンドロールとなる。これはテネットより難解だよ、マジでw
日本を代表する晩年のクリエイターが「君たちはどう生きるか」という挑戦的なタイトルで、こんな中身の作品を世に放ったというのは、もはやロックというか、その事実だけで面白い。「君たちはどう生きるか」というのはつまり「私パヤオはこう生きたよ」ということなのだろうが、「こう」がこれじゃあ分からんし、絶対理解させる気もないよw
なんというか、わけわからん描写が続く度、これはきっとパヤオ本人にとっては意味のあるメタファーで、映画を使って自身の生涯の整理を行っているのだろうと思うと、パヤオの死を勝手に感じ取って寂しくなるw
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