このレビューはネタバレを含みます
縁起でもないことを書くけど、これは遺作になるんだろうか。ご本人にその気はどれほどあったんだろうか。
坂本龍一が遺した映画館(音響)で、宮崎駿の最新作を観たこと。その作品にカラーとスタジオ地図が作画協力していたこと。場と作品。継承。芸術は長く、人生は短し。
映画館を出るとトー横。親や学校から離れた子どもたち。否応なく突きつけられる現実、それでも彼らが選んだ世界。そこにいるのは君の友達なんだよね。人の命になるわらわらとそれを喰うペリカン。君たちはどう生きるんだよ。
生きよう、幸あれ。