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君たちはどう生きるかの熊犬のレビュー・感想・評価

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.6
【詳細は明かさぬ】

宮崎駿、監督引退後六作目くらいの監督作品。与えられる情報は、以上だ。
…な映画。

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今回は何故か突然マーケティングをゼロにしているので前情報ゼロ。設定とか大まかなストーリーもほぼ分からない。ん〜、なんかそういう手法、ジブリには似合わないって…しかも前回が風立ちぬからだと、マジでやめた方がいい。まあ何故かは分からんそういうマーケティング手法を取ってきた。尊重はする。

これはしかし評価が難しい…一回で理解するのが難しい感じで、何度も観ていくうちに良くなる作品な気がする。宮崎駿らしい死の影がチラつきつつ、ダークな雰囲気と不思議な世界観の嵐に翻弄される。

独特な世界観にとにかく圧倒される。今までのジブリ作品から色々持ってきて作った様な世界感は、よく言えば集大成、悪く言えば好きなものを思いつくままにただ順番に出していった感覚でもある。ただ、何度も観るうちに色々落ち着いていって、馴染むのかも。

んー、とにかくなんとも難しいし、評価が割れるのよく分かる。なにより、宣伝でちゃんと情報はくれないと納得しないひと出るの分かる。

まあ個人的には総じてよかったけどね。

■本日のビール『Flocc Members』
醸造所 : Inkhorn(日本 / 東京)
鳥をフィーチャーしたブルワリーで真っ先に思い浮かぶ目白のインクホーン。Flocc Membersはネオンピルスナーという独自のスタイルで、ピルスナーながらキラリと光るホップが通ったビール。昨今のIPAにブームに対して新しいピルスナースタイルで出したアンサーの様なビール。
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