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君たちはどう生きるかのこのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞1回目
2023年7月14日(金)
グランドシネマサンシャイン池袋 
IMAXシアターにて
鑑賞2回目
2023年7月15日(土)
イオンシネマみなとみらい
8番スクリーンにて
鑑賞3回目
2023年7月16日(日)
新宿バルト9
ドルビーシネマシアターにて
鑑賞4回目
2023年8月11日(金・祝)
グランドシネマサンシャイン池袋
10番スクリーンにて

《非常にざっくりとした感想》
わたし自身が幼少期に考えていたこと、体験などを3回目の鑑賞の時に思い起こし、記憶を辿る旅のような感覚になった。

《鑑賞に至った理由》
①宮﨑駿の10年ぶりの新作であり、年齢的に考えてこれが最後の作品になるやもしれず劇場で観ておきたいと思った。

②作品タイトル、数名のスタッフ、ポスタービジュアル以外は何も情報が明かされない状態での公開。この興行規模の作品でここまで何も事前情報なしで鑑賞するという体験は恐らく今後訪れない貴重な体験だと思ったから。

※公開直前にTwitterで「#米津玄師」と打ったら後ろにスタジオジブリも使用していたアイコン(本作に出てくる鳥)が表示されるようになったので米津玄師が主題歌を担当してるのでは、というのは予測できたが。

③本作の公開日は2023年7月14日(金)であり、海の日を含めた3連休の初日。私は少なからず映画に関わるようなことがあり、7月の3連休のタイミングで公開される映画がどれくらい客入りが良いかでその夏の興行全体の規模感も把握することができると考えている。
スタジオジブリは『風立ちぬ』以降も作品を発表しているが、残念ながら興収面で成功してるとはいえない。そのような前提がある中で、スタジオジブリひいては宮﨑駿が夏ど真ん中のタイミングでどのような作品を公開するかに興味があった。

《鑑賞前の私のジブリへのスタンス》
私はジブリ作品をきちんと観たことはほぼ無い。映画館で観たことがあるのは『ハウルの動く城』『ゲド戦記』だけだと記憶している。『ゲド戦記』は当時住んでたマンションの子供会の行事として観て、私は「なんかこういう映画の感じなのには何か意味があるのだろう」と思いながら観ていたが(いま思えば無意識に作品に忖度していたのかもしれない)、鑑賞後一緒に観ていた他の男の子が「全然面白くなかったな」と話していたのが印象的だった。

なぜほとんどジブリ作品を観たことがないのか。考えられる理由は下記。
①親があまりジブリを観る人ではなかった記憶がある。
②『火垂るの墓』は毎年夏になると金ローで放送されてたと思うが、これに関しては両親は教育的目的として観るように言ってきた記憶がある。


ひとまず備忘録。
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