このレビューはネタバレを含みます
宮崎駿作品のセルフオマージュであり遺書
アニメに携わる者にアピールしたいような動画と美術
しかし古臭く、既視感もある
その動画技術や美術は、すでに庵野秀明や新海誠に超えらていたのだと気づいた
アニメ界の師匠的な存在だった宮崎駿はすでに、追う者に追い越されていた
またビジネス的エンタメ的に富野由悠季には勝てず、作品的に高畑勲にも追いつかなかった
脚本も演出も良くない。
同じような言い回しと立ち振る舞いと性格のキャラクター。
盛り上がらず都合の良い展開。
監督は宮崎駿ではない。と思った位につまらなかった。
しかし思い返してみると
好きな宮崎駿作品は「未来少年コナン」「カリオストロ」「ナウシカ」「ラピュタ」で、雑草ノートも好きなので
20年以上前から自分に合わなかったのかもしれない
冒頭の「階段のシーン、家を出るまで」は神でした