君たちはどう生きるかのKuKuのネタバレレビュー・内容・結末

過去作の様々な要素が集まった抽象画という印象だったんだけど、もしあの世界の主が宮崎駿自身で、主人公が私たちで、積み上げてあった積み木が彼がこれまで作ってきた作品なのだとしたらなんとなく咀嚼できるような気がする……みたいなかんじ。
たとえば彼が作って積み上げてきた世界(作品)は色んな形をしていて、とてつもなく美しく魅力的なものだけど、綺麗なものばかりではなく、いつかは色んな意味で壊れてしまう。けれどもしなくなったとしても、現実に帰ってきたわたしたちの手にはたしかに残るものはあるとか、そういう。