手書きらしいエンドロールの最後の最後のプロデューサー 鈴木敏夫、監督 宮崎駿の名前を見た時に、自分でも思いがけない涙の出ない嗚咽が。
この暑い夏、老若男女多くの人が宮崎駿さんの「君たちはどう生きるか」を映画館でインストールされ、訳がわからないなりに何かを共有し、キリコさんのお守りを持たされるんじゃないかと思いました。
80代の戦争を知る人たちが、結局なんの魔法でもなんでもない、古いインコ、ペリカンたち残らず始末できずについてくるどうにもならない世界だけど、それでも君たちはどう生きるかという問いかけの形でこれを伝えておくよっていう遺言みたいに思っちゃって泣けたんだと思います。
