前情報ほぼなしで鑑賞。
「大戦中の話」、「混沌」というフレーズのみ聞いていたので、火垂るの墓的な戦争の中でなんとか生き延びてなにか気づきを得て感動とか、そんな映画なのかと思って初めは観てました。
駿さん、全然違いましたねごめんなさい！！
「大戦中の話」、「混沌」は確かに間違っていない。勝手にわたしが思い込んだだけ。
鑑賞後は平成たぬき合戦ぽんぽこを子供の頃に初めて観た時のような、となりのトトロを初めて観た時のような、ワクワクドキドキする気持ち。冒険を隣で覗かせてもらったみたいな。
だからシリアスな映画がお好きな方は、きっと好みでない。
しばらくジブリ好きじゃなくて、大人になってからはあんまり観てなかったんです。
大人っぽくしてる作品か、子供っぽい作品ばかりで。
都市伝説みたいな考察ばっかり溢れてて。
が、これは２回観たいなって思いました。
集大成だって言う方が多いですが、ほんとにその通りなんだろうなって思う。
個人的な解釈では、宮崎駿はこう生きたし、こう生きたかったぞ、君たちはどう生きるかと優しく問われるようなそんな作品でした。
