駿さんの作品を映画館で観るのはポニョぶりな気がする。率直な感想を言うと、訳が分からなかったです。どういう話か聞かれても上手く答えられないし、起きた時にうっすら覚えてる夢くらいに観たこと自体が遠く感じる。ただ、彼が作る唯一無二の、ちょっと怖さも感じる世界観を久々に観れたのは嬉しかった。このパッと見のイメージでお堅い自己啓発映画かと思ってたので全然違った。他のジブリ作品が過ぎるシーンも多くて、集大成というかもしかしてこれが最後の作品なのかな、とも思ってしまった。キャスト含め一切内容を告知しない異例の公開方法のおかげで、鑑賞中も何が起きるのか一切予測できない。後にも先にもこんな貴重な映画体験出来ないんじゃないかなと。自分なりに"君たちはどう生きるか"の意味の答えを出すには、複数回鑑賞して少しずつ噛み砕いていく必要がありそう。そこまで深く考えずに世界観に身を任せるだけでも良い気がするけど。全体的にはあんまり好きじゃなかったと思う、後味が好き度直結型としては、映画は考察必須よりお話がすっと入ってきて面白かったとか切なかったとか何か感情で終われる過去ジブリみたいな分かりやすい方が好きかな。映画館どこも大混雑ですね🥵
