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君たちはどう生きるかのmomoのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

理解しようとすればするほどドツボにはまる、どんどん分からなくなる。

もう1回見る予定ですので、、、。

1回目に見た時から、亡き妻の妹と結婚、ましてやすでに子供がいるということにとてつもない気持ち悪さを感じたのだけれど、どうやら「ソロレート婚」と呼ばれるもので、明治時代ごろには申請すれば可能というような制度があったそうな。
あまりこの点に言及している人がいないので、別に気にするようなことではないのかもしれないが。

けどキリコ(婆)が言っていた、まひとは夏子さんがいないほうがいいと思ってるんだ、という言葉に共感するためには必要な感性では?と思っている
幼心に、母親とは似て非なる存在に対する違和感、似て非なる存在を父が好きだという違和感を感じ取っているのだろうなと。

2回目を見まして、やはり意図的に場面が切り替わる部分を描いてないのかなと思いました

歩いてるシーンとか、車に乗ってるシーンとかの、あまり背景は動かないシーンの多さの割に、場所が大きく変化するような、しっかり移動しているような場面の描写が割と少ないと思った。

特に、岩の中に入ってから。
産屋、扉のたくさんある廊下、インコたちのいる空間、あの紅の豚のような白いベンチ、温室のような空間、草原、契約を交わした石。切り替わる部分があまりにも描かれていない。
きりこさんのいた海、アオサギと2人で歩いた森、インコたちのいたハウルに出てくるような小屋、、、列挙するとキリがないが、どう繋がっているのかを一切見せてくれなかったように感じて、それが余計理解しにくさにつながっているのかなって。

見れば見るほど、わからん。
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