本当に本当によかった。
綺麗も汚いも含めてこの世界。
みんな同じように均された、過去の理想の積み木の世界は選ばなかった。
お母さんの1年間は、息子と未来で出会う為の1年間だった。
ペリカン、解放されて、高く飛ぶことができてよかった。それぞれが行きたいところに向かうべき。
どこかで出会った人やご先祖さまに知らぬ間に助けられて生きている。
産まれるために死んでいくものがあるけれど、産まれること、傷、血は、認めてあげて受け入れてこそ美しくなっていく。
アニメーション、音、声優も素晴らしすぎた、、、。
勝手に涙が出てた。
2回目も観たい。
・2回目
綺麗な世界は悪意の元にしか成り立っていないことを大叔父さんは心のどこかで気付いていたのかな。
でも、綺麗な13個の石を切ったら世界が割れて、本当に大叔父さまとその世界を造っていたのは綺麗な石の方だったのかもしれないな〜。愛だね。
どんなに綺麗な世界を作ろうとしても、社会というのは勝手に生まれてしまうもの。
戦時中の裕福な家に生まれ、それをすでに分かっていた眞人は本当につよい。
夏子さんは自信の無さや自分を嫌う気持ちで連れていかれたのか。血縁か。妊婦さんだからかな?産屋は隔離されるんだっけ?
お母さんって呼んでもらえて少し呪いが解けた気がする。よかった。
石の正体を何と解釈するかによって、大分変わってきそう。死者?地球?人々の悪意?過去?墓石の世界?
宮崎駿の監督作品って13個なんや。
あ、もう宮﨑駿なのかな。