君たちはどう生きるかのごりおのネタバレレビュー・内容・結末

宮崎駿を詰め込んで詰め込んだって感じだった。
ドアとか炎の中から顔出すシーン、星のシーンはハウルと動く城、大祖父の髪型は崖の上のポニョのお父さんを連想させるし、家の婆も千と千尋の神隠しの湯婆婆に似てた婆さんがいた。草むらのトンネルはとなりのトトロを連想させるし、ワラワラもラピュタ？に出てきたやつに似てた。これが宮崎駿最後の作品になるのかなと思った。

終わったあとはポカーン。
でも考えれば考えるほどなにか答えがどこかにあるような気がする。悪意、なにかがはいってる石、善意だけの綺麗な石、ふたつは同じように見えて違うのかもしれない。

「君たちはどう生きるか」。私たちは大祖父が提示したように、綺麗な世界を作り、その世界に逃げることもできる。だけど実際の世界は混沌とした世界で、決して綺麗な世界ではない。しかし、眞人はその世界に戻って、その世界を受け入れて「生きる」と決意した。
これが宮崎駿の伝えたかったことなんだと思う。