今までのジブリ作品の総集編と米津玄師のエンディング曲の破壊力。
ワラワラが膨らんで昇ってゆくシーンに涙を流し、最後の米津玄師の曲のエンドロールで涙がとめどなく溢れた。
エンディング曲『地球儀』のバグパイプのイントロは郷愁。
最後、扉を開いて現実に戻る時にそれぞれのキャラクターが現実の世界では誰なのかがわかる種明かしが良かった。
しかし変幻自在のだーすーにあっぱれ。アオサギの癖のあるキャラクターをも自分のものにして演じられるだーすー。
アオサギにだーすーをキャスティングしたスタッフもあっぱれ。
映画の内容がどうとかはどうでも良くて、頭で考えず、理解を超えた感覚と全てを感じとる映画だった。
この救いようのない地獄のような世界でも、生きていくしかない。それでもなんとか生きていかなければいけない。そんなメッセージを受け取りました。