このレビューはネタバレを含みます
情報飢餓。巨匠と呼ばれるアニメ界の神的立ち位置の御大が描く、作品タイトルのオリジナルストーリー。
賛否両論あるようだが、ひとえに、御大の場合を、幾つかのメタファーに置き換え、若い世代へのバトンタッチを試みたと感じた。
個人的には、良作で名作に入ると思う。
日本発のジャパニメーションにもデジタル革命は、制作にも興行にも起きてはいて、興行収益管理がもめずに出来る製作委員会が、次回作予算をプールしてペイ出来るヒットに出来るか?は、大変だけれど
大切な骨組み。
息子さんもアニメに関わるお方。
宮﨑駿氏、一代でスタジオジブリを潰すお積りか?!と最初は危ぶみもした時期もある、アニメ以外のご発言もあり、その交友録を知れば、どう考え何を社会に訴えたいか?が、アニメ制作で表現されるが、
他の人や若い世代はどうか?をバトンタッチしたのかなと思う。
では、
君たちはどう生きるか
と。
何故なら、人生に正解は無く、一定の解しか無いのを、私たちは数学等で学んでいるから。
解を、更に深め広げられるか?の力量のバトンをどう扱うか?で人間性の深みを味わうのかと思う。
若い老いているはそうなると無関係なのかも知れないね。