サマータイムブルース

君たちはどう生きるかのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.6
「あの、あなた、地底人ですよね!」
「そういうあなたは、地上人ですか!?」
というお話

夏休み最初の日曜日の午後に見に行ったにもかかわらず、子供の姿ゼロ!!
ジブリなのにコレは子供の見る映画ではないのかな

宮崎駿10年ぶりの新作映画ということで、テレビのニュース特集で、初回上映を見たお客さんにインタビューしている映像を見ました
その中の1人が感極まって、号泣しながら、宮崎監督ありがとう、と感謝の言葉を述べているファンがいました
そんなに感激するのか、ならばよーし、見に行こう!!となったのですが、私は泣けず
多分、私の感受性が鈍かったせいだと思います
面白かったのか、つまらなかったのかすら分かりませんでした

宮崎駿監督が、最後に、自分のやりたいように、好き勝手に撮りました、という印象
ストーリーの繋がりが分かりづらく、展開が強引で、途中から置いてけぼりくらった感じしました

以下感じたこと

お父さん手が早い
ダットサンの動きが、ルパンのフィアットの動きと同じ
おばあちゃんたちえげつない

いろんな鳥が、たくさん出てきます
だいたい、悪役
人を喰うインコ
ペリカンは、前に、伊豆のシャボテン公園で、噛まれそうになったのでちょっと苦手です
こちらのペリカンも「もののけ姫」の“こだま”みたいな愛らしい“わらわら”を喰います

アオサギは塔の大王である大叔父の使者で、水先案内人
海の上、船を漕いで現れた人物は青年だと思っていたら、若返ったキリコ(女)でした

などなど

それでも、宮崎駿さんが10年ぶりに新作を撮ってくれたということに価値のある作品だと思いました