ザビエル

君たちはどう生きるかのザビエルのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

生きねばぶりに宮崎監督最新作を
映画館で観られて心が溢れている。
映画が始まった途端に宮崎監督の大好きな作画が動いていた。
ああこれだ、この作画が観たかったんだ。
帰ってきた。私の大好きなジブリが
帰ってきた。
カメラアングル、下駄の脱ぎ方、
一挙手一投足に宮崎監督色がでていて
本当に嬉しかった。
そして生きねば同様、舞台は戦時中の日本なところに、何か強い思いを感じた。
忘れていってしまう、過去の時代のこと。
かつての日本のこと。忘れてはいけないね。
お屋敷の様子などシーンが移り変わっていく中で、この時代の背景やなど歴史を
もっと勉強していれば、風俗学などの
知識があれば、教養がもっと高ければ
もっとこの作品を楽しめるんだろうなあと悔しかった。
白百合が生けてあるのが妙に印象的だった。

ネタバレは避けつつも世間の意見で
よくわからなかった。という言葉を
たくさん耳にしていたが、
最初は全然そんなこと感じなかったのだが、徐々に現実では起こり得ないことが
急速なグラデーションのようにまざり
現れてきた時は、なるほどここから流れが変わるのかと思ったと同時に、
ファンタジーを描きがちな宮崎駿監督の世界がいよいよ来るぞ!!!!
という感情で高まった。
ザビエル

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