このレビューはネタバレを含みます
情報量の多さと意味深さ、奥行きには満足した。過去作と共通する造形のものたちがあちこちにあったり、オマージュもたくさん散りばめられていそうだけど、一度で味わいきれなかったのでスルメ感もある。
あらゆる発想の詰め込み感と渋滞…ホドロフスキーを彷彿とさせるぶっ飛び感もまた良き。
人生の価値観の軸を形成する不可思議な体験を描いた、という捉え方をした。
あと、意志と石をかけたダジャレなんだろうかとも思った。粋だね。
ミレーの絵画を意識したのか、油絵のような作画も見応えあり。