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君たちはどう生きるかのUcoのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

予備知識も何もなしで観てみてやっぱり難解だったのかな…('A`)でっかくドドンと横たわる一つの物語の筋だけがわかった感じ。

以下ほぼネタバレしつつも個人的な駄文。
考察でもなんでもないよ!
そしてボロボロと思いついたら追記していきます。
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わらわらかわいいよわらわら!
この手の顔のキャラにめっぽう弱い。

主人公・牧眞人の心が成長して他者を受け入れていく物語ってことだよね?多分ちょっと早めの第二次反抗期を乗り越えて、それまでの心の中は「母」に囚われてそれ以外をシャットアウトしてる自分を乗り越えて、周りのものを受け入れる心を手に入れる物語のように思えました。

その物語を構成する細かい表現や描写が余計に難解なのでは?って不安な気持ちにさせるから、一つ一つの解釈を細分化しない方がいいのかも。全ては計算ずくだけど、知識のある人にしか気づけないトリックなのかもしれない。
なお、批判とかではなく、私はポニョの初見の時の方がよっぽどわからなかったマンです('A`)

・ねえ、マヒトって名前はもしかしてドイツ語で何かの単語にかけてる?リヒト→光だよね?マヒトは?

・冒頭のシーンの表現よ…さすがジブリ…あの炎のゆらぎと、焦り&無我夢中で視野が狭まってる視界の表現すんごい。マヒト君と炎以外は全て高速道路反対車線ですれ違った100km越えで通り過ぎた車のごとく流れてグニャグニャ&真っ黒。

・キムタクじゃん!って思って観ててエンドロールを見た時の答え合わせ感ったらない。

・ナツコさん登場時に匂わされる関係性から、事情を察して猛烈に複雑な嫌悪感を抱いたんだけど、私が抱いた嫌悪感そのものがおそらくマヒト君自身の心の奥底にある嫌悪感だったりして…?視聴してる側が同じ気持ちになるように表現してたなら本気でおっかない。どういうトリックだろう?

・象徴的な産屋の存在。何あれ天岩戸?子宮?それともナツコさんがマヒトには伝えないようにしてた本当の思いを閉じ込めてただけ?(ナツコの心の深淵ってこと?)しかもインコにとってそこに入ることが禁忌なのはなんでだったの?→子供を宿しているから食べない→子を産む存在が神聖なもの?

・なぜあちらの世界では血縁者以外は鳥しか存在していないのか。あれ?ということはキリコさんも実は遠縁なりの血縁てこと?
しかもこっちの世界に来ていてもアオサギだけはあの状態を保ててるのはなんでだろ?

・タイトルの君たち はマヒトのことだけじゃなくてナツコやヒミのことも指してるんじゃないのかな?

・最後の最後にどうしようもないほどどうでも良いことですが、どうにも13という数字を提示されても私の脳内ではSeventeenしか出てきません。
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