このレビューはネタバレを含みます
■宮崎駿定食を頼んだと思ってたら、宮崎駿フルコース出てきた。そんな映画でした。
■冒頭の火事のシーンで、一気にジブリに引き込まれます。
「スタジオジブリの映画を今観てる」というワクワク感と懐かしさが同時に込み上げてきて、劇中で1番テンション上がった。
■冒頭以降は場面転換が激しすぎて理解が追いつかず、結局ほとんどよく分からないまま鑑賞終了🙄
自分の中でこの映画をどう消化すればいいか分からない状態でした。
ただ時間が経ち考えるにつれ、少しずつ消化されてきました。
■異世界＝ジブリそのものでありパヤオの積み木（＝作品）を積み重ねて出来た世界
眞人＝少年パヤオ
大叔父＝現パヤオ
アオサギ＝本作制作中に逝去した高畑勲かな。
「僕はこんな世界を作り生きてきた」というメッセージであり、宮崎駿の生き様が描かれた作品だったと感じました。
■濃密なジブリ感と熱量を感じるも、難解であり内容のわりに時間も長く、体感でも長く感じる作品ではありました。
