スタジオジブリと宮崎駿。
アニメとは子どもを楽しませるためのもの。
そういった宮崎駿のアニメーターとしての覚悟と、ジブリの連綿と繋がる作品たちが重なり合って行き着いた終着駅のように感じる。
ジブリの魂が強く強く、鼓動していた。
風立ちぬが宮崎駿の集大成であったならば。
今作はスタジオジブリと宮崎駿の総決算であったように思う。
兎に角ひたすらにジブリへの愛が止まらなくなった。それと同時に、寂しさがとめどなく溢れてくる、そんな作品だった。
生きるとは忘れ続けて、歩き続けることなのだと。その何でもない後ろ姿に涙がでた。
子どもは忘れた先で大人になっていくんだ