予想以上に面白かった!!
賛否分かれるのは理解できる。
普段から、考察に慣れてるオタク向けのストーリー構成だからだ。ジブリ作品として見ると、理解が難しい。
不思議の国アリスの日本版として観ると面白いかも。風立ちぬよりずっと面白い。
描写力というか、表現力が従来の作品よりもパワーアップしてて、宮崎駿ってすごいな、衰えないなと実感。
夢の中のような、わけわからん世界だけど、背景美術が美しいので飽きずに見れる。やっぱりジブリはいい!
わけわからないの作品になったのは、ストーリーとしての一貫性は捨てて、描きたいシーンありきで作ったからじゃないかな。
子どもの時に読んだ絵本って感じ。子ども向けの絵本作品って、わけわからないものが多いし。
そして、相変わらずハヤオの一貫したメッセージ。「現実って辛いこともあるけど、生き抜こうな」っていうのは伝わってきた。
だから、タイトルが「君たちはどう生きるか」なんだ。
お母さんは最後まで幸せだったと思うの。そんなことを感じて、終盤はうるっと。
あと、青鷺はハヤオの化身なんじゃないかなー