このレビューはネタバレを含みます
塔があらゆる時空、世界に跨って建っているというところで、ピンとくるものがあった。同じメッセージを劇中の色々な表現で表しているように感じられた。
捉え方や使い方でいかようにも物事の価値は変えられて、その一方で、普遍的でもあるということの象徴として塔があって、その分岐点/接点で自分自身の選択は何か?を問うということだと思った。自分の選択がこの世界に与える影響を今の社会ではいくらでも力を持たせられることを映しているように感じられた。
解釈方法こそ幾らもある作品だと思う。