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君たちはどう生きるかのmellyのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿の良さとかを自分なりに感じられるようになったのだなぁと思ってうれしかった。ここ2年くらい、アニメ映画は本当にいいなと思えることが多くありがたい。特有の良すぎる声優とそうじゃないすぎる声優のどちらもがいて楽しめた。
個人的に自分にとって大切なものを損なわれたと感じて辛い気持ちでいたタイミングで見に行ったのですが、この映画を見てその部分がかなり救われた感じがしました。
エンディングで「この道が続くのは続けと願ったから」という歌詞があって、もう全部そうなんだと思った。ここに何も書きたくないけど、ここに何も書きたくないと思ったことは書きたかったので一応書いた。

追記:お父さんの強さが悲しかったこと書いておこう。「300円も寄付してきてやった」って木村拓哉さんの声で言われると悲しくて泣きそうになった。力で全て解決できると思っていることというか、その強さが、体はもちろん心の強さが、なんだかこう、それを全肯定できないわたしが辛いのか、主人公の気持ちを思うに悲しかったんだよ。お父さんが眞人と夏子さんを探しに行くときに両手いっぱいに武器をもっていることとかもそう。それでは戦えないのに、それを知らなくて、でもすごく頼りになるであろうマッシブな父親が、なんか本当に泣きそうになっちゃった。よかったな。すごくよかった。
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