君たちはどう生きるかのいのしんのネタバレレビュー・内容・結末

よく分からなかった。なぜ眞人は自分の頭を石で傷つけたのか。それを転んだだけだと父・ショウイチに嘘をついたのか。最初のうちアオサギに敵意を露わにしていたのはなぜか。結局眞人の母は死んでいなかったのか。別世界でヒミとして眞人を手助けしたのは分かったが、塔の中の世界はどういう設定？タイトルの意味とは？
考察サイトを読んでもよく分からなかったし、多分もう一回観ても理解できないと思う。でも理解する必要なんてない作品なのかな。宮崎駿が「君たちはどう生きるか」という一冊の本と出会い、アニメーター・映画監督としてどのように生きてきたのかを描写した作品なのだと思う。自身の過去や影響を与えた人物を作中のキャラクターに投影して自分の考えを表現した作品なのだと思う。だとすれば、それは宮崎駿の自伝なのであり、他人の生き様なのだから、全てを理解できなくて当然か。