受け手、視聴者に判断を全て委ねるタイプの作品。
考えさせるアート作品だけど、楽しく爽快なエンタメ作品ではない。
映画のタイトルやその本を踏まえて鑑賞すると、メッセージ性・意図はよく分かる。
「君たちはどう生きるか」の本にしろ、このアニメにしろ、 投げたような生き方してる人…自分には耳が痛い内容。
物事をどう捉え、どう受け入れ、どう判断し、どう行動するか。すべて自分にかかってる。
自己責任論とか厳しい言い方じゃなくて、「良く生きるために、自分で判断と行動しなさいよ」という話なのかもしれない。
文学的アニメでしたが、また観ようとはなりません。もののけ姫なら何回でも観たいけど。