タイトルだけ見ておっさんの説教オナニー作品かと思ったらちゃんとジブリだったしちゃんと面白かった。
これまでのジブリ作品を贅沢に詰め込んだような一作だったし、もうこの先 何か一作だけしかジブリ作品が観られないとしたらこれで良い。やっぱ嘘。
背景の家具、棚とか、壁とか、あの油絵みたいな重厚感のある多色の色味は、少し不気味で妖艶な魅力でわたしを虜にする。何であんなに美しい色が描けるんだろう。
1回目は、ただそこにある物語を、美しい絵を愉しめれば良いと思う。
解るとか、解らないとか、そういうのは二の次だと思わされてしまった。それだけ圧倒的なジブリの美術だった。