このレビューはネタバレを含みます
今必死にフィルマークスのネタバレを解禁して考察を読み漁っている、、、それぐらい、単純明快な作品ではなかったと思っている けどどうなんだろうね？
キャラクターや舞台は、今までの自分のジブリ経験を総動員させられるかのようだった あの星空はハウルかな、家の中はアリエッティみたいだけど外観はマーニーかしら、おばあちゃんたちは湯老婆、魔女宅のおばあちゃんにも似てたな。ワラワラが天に登っていく様子はまっくろくろすけとそっくりだったし、眞人のこと「死の香りのする名前」って言ってたけど、名前が人生を決定づけるみたいな世界観はゲド戦記を連想させるな.....などなど。走馬灯を見てるみたいだった。
考察を色々見て、いろんなところで出ている説を信じてみると、作品づくりを通して制作者が叶えたいのって、いちばんは自己の救済なんだなって思う。エヴァの庵野監督然り。色んな建前や社会的理由はあれど核は極個人的なことで、過去の救えなかった自分を作品を通して救っているのかも。自分の周りに創作をしている人が多いけど、みんな行き着くのは同じ場所な気がしている
