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君たちはどう生きるかのManOfIronのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

☆全然わからんかったわ

◯事前に告知を一切しないスタイルが話題に上がっていたが、上映が始まってしばらくして「告知なしスタイル結構いいな」と思わされた。この映画が特にそのスタイルに向いていたかと問われればそうでもないが、他の映画も事前情報少なめにしてほしいと思った。
◯どんなものが来るかと思っていたからか、テイストは完全にジブリ作品といった雰囲気。拍子抜けというよりもやはり安心感の方が大きい。「絵、綺麗だったなー」が見終わった後の感想だった。
◯色彩の使い方がうまいのかなと思った。序盤で新しいお家に着くシーン、山の中腹にある父親の職場を見下ろす絵でかなりのリアリティを感じた。山の中にある工場の"浮き"っぷりが絶妙だった。
◯鑑賞後にラジオを聞いててなるほどと思ったのは、「触覚を表現するシーン」が多いこと。そのほかにも、味覚や嗅覚を想起させる物も多い。アニメーションでリアリティ。それが実写映画をも越えるから皆観るんだろうな。

×恥ずかしながら、途中から完全にストーリー置いて行かれた。何かしら筋の通ったストーリー説明できる人がいたら教えてほしいくらい。

・題名となっている吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」は既に読んでいた。いたんだが、、、内容関係あったか、、、?途中で直接あの本が出てきた時はおおっと思ったが、もう少しインパクトというか、なぜあの本の題名をつけたのか分かるような描写が欲しかった。
・観た時は知らなかったが、ストーリーの元となった欧州?の児童向け文学があるらしい。聞いた限りかなりストーリーそのままだが、大丈夫なんだろうか。
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