もののけ姫を観たのは中学生の時だった。
意味というかテーマ云々はよく分からなかったが、それでもめちゃくちゃ面白えというインパクトだけは頭に残り、当時は入れ替え制ではなかったから、そのまま２回連続で見た記憶がある。
だが本作はどうだろうか？
私が大人になってしまったのか、どうも腹落ちしないところが多かった、、、
わらわらとこだまも何か被ってて既視感あるし、またこういう感じ？っていうキャラやシーンが多かった印象。
義母のことをお母さんと呼び出したのも、何か急すぎてどんな感情の変化があっての発言なのかよく分からんかった。もっとデリケートな問題なはずだよ。離婚ではなく死別だし、しかもまだ小学生だし。
大祖父が『人と人とが争うあの時代にまた戻るのか？』という問いを投げかけていたが、別に残ったところで、インコが襲ってくるし、さほど変わらないのでは？引き留めるには弱すぎる問いだったなと。
仮にヒミが同じ扉から脱出したら、運命が書き代わり、眞人は消滅してたのかな？
異界でキリコからもらった人形が現世で老婆のキリコへと姿を変える場面があったが、ヒミの人形があったら同じ事が可能だったのか？
色々と謎が多い…
何にしてもタイトル負けしてる感は否めないな、、、
これでどう生きるか？言われても、己の人生や生き方を見つめ直すほどの作品への陶酔感はなかったな
