このレビューはネタバレを含みます
うわ、コレ最高。
見終わってすぐ感じた感想。
ところどころ、良い意味でジブリ作品の走馬灯を観ている感覚があり、冒頭なんかの新しい描写表現やリッチなサウンドと相まって極上な2時間でした。
特に最初。
主人公への没入感が半端なく、手に力が入ってしまった。
結局、大人になったお母さんは出て来なかったけど、見えない母からの愛情だけは見えるというか、視聴者までしっかり共有できるような作りだな、と感心。
どう生きるか、まで思考は至らなかったけど、どう生きるかをどう考える?の入り口は遠くに見えるところに立てたかな感はあるやらないやら。
青鷺をとことん気味悪い演出にしておいて、結局は愛すべきおじさん?キャラにするところとか、インコが可愛い顔して常に獲物に手をかける姿勢を変えないブラックピュアな感じのアンバランスさとか、ジブリはやっぱりいいなぁと思ってしまう。(千と千尋の、湯婆婆の手下の鳥がハエ?蚊になる感じ)
同じ構図というか演出?をやりすぎるとマンネリ感でちゃうけど、この度合いが良い塩梅だと、家に帰ってきた安心感安堵感なるものが感じられる。
作画の至る所の丁寧な作りとサウンドの厚さと迫力は終始圧巻されまくって、あっという間でした。
また観たい…!!
仕事サボるぞー!!