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こいもうさぎのブログ
宮崎駿の生い立ちは？幼少期に体験した衝撃的な出来事とは？
宮崎駿は黒澤と同じく、これまでの作品や生い立ち（時代）
からロシア文学に心酔していた事も鑑みて私の結論から言え
ば（単に１００％個人の感想です）、
「原作（吉野源三郎）＋自叙伝＋惑星ソラリス＋トルストイ
＋不思議な国のアリス」のコラボです。ストーリーラインは
そのまま彼の夢なのでしょう。「脳内ニューヨーク」までは
いかないけど（キャラの職業の変化）、役割は明確に変化し
ます。浮かぶ大岩はソラリスからの隕石（ＳＦ）”夢を具現化
する不思議な海を持つ惑星”
統合失調症の気がある（正式な患者さんを揶揄はしてません）
私も宮崎も多分ですが、夢の中のキャラの立ち位置が変化し
ます。両親が次の場面では女中の婆やになったりしますから
夢判断や精神科医、心理学者には言わない知恵を学びました。
個人的には芸術とは無関係な自分ですが、芸術家には必須な
感覚であるとも思っています。デヴィッドリンチとかも。
変な言い方ですが”健常人”には”わからない部分”を楽しんで
欲しい。それで言えば有名な「考えるな、感じろ」（これは
アクション、スリラー映画の常套句になったようですが、今
でも斬新なスリラー作品にも多く見られます）
宮崎駿の夢（黒澤の「夢」は原発事故の予言を除き駄作ｗ）
と思えばいい。その中で言えば「マルホランドドライブ」の
ように小人やカウボーイのような意味不明なキャラも入れた
方が、より賛否両論になって盛り上がると思うが、老齢に
なった宮崎さんの迎合が駄作寄りになっていて惜しいと思う。
もっともっともっと突き抜けた尖鋭な夢（絶対に見てるはず）
を描いて欲しい。文学で言えばハルキの短編集のように読後
感が喪失に近いようなものを期待しています。
