【 君たちはどう生きるか。 】
ジブリの集大成にして最難関作品。宮崎駿ワールド全開、作品を描くのに理由は不必要と思わされる一作。
作品を見終わると、タイトルは｢作品をどう観るか｣という問いかけにも思える。
現実味のある冒頭から、非現実的なファンタジーへの切り替え。いつまでも感情の置き去りが続いていたようで、見終わったあとの余韻は果てしない、、、。
何を描きたかったのかは分からずとも、宮崎アニメは唯一無二であり、さすがジブリの真骨頂だと思えた。
●日本を代表するアニメーション映画。
なんと言っても映像美が凄すぎる。炎の演出や人の動きなど、ジブリ画風のアニメーションは見ていてとても心地がいい。
これまで見てきたジブリを彷彿とさせる演出も取り入れられていて、懐かしさすら覚えた。
鳥への執着がすごい様で、インコとペリカンはだいぶ不気味に描かれていた、、。対比するように描かれるわやわやは可愛すぎる。めちゃくちゃ癒された。
展開の切り替えを見る限り、宮崎駿のやりたい事を描きに描いたような作品でした。
今作に対する感じ方は本当に人それぞれのようですね。
皮肉にもジブリ版エヴァのような作品だと思った。
レビューを書ききれない思いがもやもやする。是非とも1度は見てもらいたい作品ですね。
