このレビューはネタバレを含みます
【現実路線で突き進んで欲しかった】
前情報はこのポスターのみ。
あらすじはおろか、主人公の顔さえも分からない状態で劇場に放り込まれる経験はこの先も中々出来ないだろう。
冒頭で昭和を舞台にした作品と分かり、『風立ちぬ』好きな僕としては非常にテンションが上がったが、徐々にファンタジーが混ざってくるにつれて失速。
個人的には、最初から最後まで、現実路線で、少年の葛藤を徹底的に描き切って欲しかった。
米津さんの主題歌も浮いていたように思う(エンディングでしっくりこなかった)
暫く時間を置いて、また観たい。