このレビューはネタバレを含みます
【あらすじ】
母親を火事で失った少年・眞人（まひと）は父の勝一とともに東京を離れ、「青鷺屋敷」と呼ばれる広大なお屋敷に引っ越してくる。亡き母の妹であり、新たな母親になった夏子に対して複雑な感情を抱き、転校先の学校でも孤立した日々を送る眞人。そんな彼の前にある日、鳥と人間の姿を行き来する不思議な青サギが現れる。その青サギに導かれ、眞人は生と死が渾然一体となった世界に迷い込んでいく。
（映画.com様より引用）
【解説】
宮崎駿監督が2013年公開の「風立ちぬ」以来10年ぶりに世に送り出した、スタジオジブリの長編アニメーション。「風立ちぬ」公開後に表明した長編作品からの引退を撤回して手がけ、宮崎監督の記憶に残るかつての日本を舞台に、自らの少年時代を重ねた自伝的要素を含むファンタジー。
宮崎監督が原作・脚本も務めたオリジナルストーリーで、タイトルは宮崎監督が少年時代に読んだという、吉野源三郎の著書「君たちはどう生きるか」から借りたもの。主人公の少年・眞人役の声は、映画「死刑にいたる病」などに出演する若手俳優の山時聡真。そのほかの声の出演に菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、國村準、小林薫、火野正平ら。作画監督は「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズで知られる本田雄、音楽は宮崎作品を支えてきた久石譲、主題歌は米津玄師の書き下ろし新曲「地球儀」。
タイトルとポスター1枚が発表された以外、映画の内容やキャスト、スタッフの情報なども明らかにされず、一切のプロモーションが行われないまま劇場公開を迎えるという異例の展開で話題を集めた。アメリカでも高い評価を得て、第81回ゴールデングローブ賞では日本作品で初めてアニメーション映画賞を受賞し、第96回アカデミー賞でも宮崎監督作およびジブリ作品として「千と千尋の神隠し」以来となる2度目の長編アニメーション賞受賞という快挙を成し遂げた。
（映画.com様より引用）
※以下ネタバレ注意※
【関連ワード】
アニメ/宮崎駿監督/戦争/火事/冒険活劇/詐欺/おっさん/婆さん/生き物大量発生/カエル/インコ/血/同タイトル作品とは別物/棒読み/タレント/芸能人/哲学
【地雷注意】
・やや流血あり。血が滝のように流れるのでびっくりしました。
・カエルや魚、鳥が大量に出てきてあえて気持ち悪さを感じさせるような演出があります
・同タイトル「君たちはどう生きるか」という小説とは全く別物らしい(未読)
【個人的評価】
ストーリー★★★☆☆
難しさ★★★★☆
演技力★★☆☆☆
アニメーション★★★★★
ジブリ感★★★☆☆
BGM★★★☆☆
総合評価★★★☆☆
一言：一度じゃ理解するのが難しい内容。アニメーションは流石宮崎駿監作品！
【事前把握情報】
ポスターとアカデミー賞を取った事、サギの正体はオッサンで菅田将暉さんと米津玄師さんが関わっている事、サギに誘われて始まる冒険活劇らしくアメリカでのタイトルはサギと少年である事のみ把握で鑑賞
【感想】
自分の様な深く考えるのが苦手な者が全てを理解するにはちょっと難しい作品でした。
声優以外はやはり凄いなと思わせるのがジブリ作品の素晴らしいところ。宮崎駿監督作品を映画館で見れるというのはやはりいいものですね。アニメーションや世界観は非常に美しく、そしてどこか悲しい。ジブリらしく愛らし生き物が暮らす世界はやはり見ていて楽しいです。
非常に心配していた声優も今回そこまで鑑賞を妨げるような演技をする役者を起用していないようで、よかった〜と途中までは普通に見れていたのですが、自分には絶望的に合わない演技をする方が出てきてしまって観るのが辛くなりました。ジブリの唯一の欠点です。
また、他の宮崎駿監督作品（風立ちぬ抜かす）に比べると、物語の本筋（冒険が始まる）に入るまでの時間が長く感じました。
個人的にはラピュタ（シータとの出会い）みたいに位スパッと本筋入る方が好みなので余計長く感じたのかもしれません。
しかしあのサギがオッサンなのをアカデミー賞で知ってびっくりしました。改めて見るとデザインが凄い！擬人化の表現が流石は宮崎駿監督。インコたちもキモ可愛いかったです
独特の世界観が味わえて満足でした。個人的には声優を我慢しても映画館で見る価値はありました。
追記
※念の為述べておきますと、プロの声優さんでなくとも上手ければ芸能人でも本職じゃ無い役者さんでもいいと思っています。上手ければ。
日本の吹き替え映画は役者の豪華さより演技の上手さを優先させてもらいたいと常日頃思っています。尚これは最近の声優業界にも同じ事が言えると感じています
【引用元】
君たちはどう生きるか : 作品情報 - 映画.com
https://eiga.com/movie/98573/
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