宮崎駿のファンやアニメーターたちに対するメッセージを詰め込んだSFファンタジー。公開からかなりの期間が経っているのにほぼ満席状態なのは驚いた。
話がすごく抽象的だし、世界観も千と千尋の神隠し並みに壮大でもないので、あまり記憶に残っていない…
ジブリのアニメーションはまさに実家のような安心感がある。動きに独特な滑らかさがあって、走り方だけでもうジブリだとわかってしまう。
柴咲コウの声のジブリ感半端ない。あいみょんを声優にしようとしたのが天才、あの優しく子供っぽい声から感じるお母さん感が最高。サギ男の声は誰だろうなと思って調べたらまさかのまさかの菅田将暉。え？マジ？
君たちはどう生きるかというタイトルはやはり合っていない。作中の台詞として出すぐらいなら丁度いいと思うし、吉野源三郎の小説と直接の関係がないことをラジオでは言っていたが、大きな宣伝はしてなかったのでこのために予習してきた人達がかわいそう。
となりのトトロやハウルの動く城などと良い感じに並んでいる英語のタイトルの方がしっくり来る。
