CHICORITA主任

劇場総集編 SSSS.DYNAZENONのCHICORITA主任のレビュー・感想・評価

劇場総集編 SSSS.DYNAZENON(2023年製作の映画)
3.0
完全新作『グリッドマンユニバース』を前に制作された総集編映画第2段。ダイナゼノン全12話を約2時間に再編集。グリッドマン同様、エピローグ以外の新規作画や再アフレコはないようでした。

監督が代わり、編集のテイストもグリッドマンとは変わっており、TVシリーズの存在を意識させるサブタイトルの表示などはありませんでした。ストーリーはガウマ、蓬と夢芽、シズムを中心に構成されており、その他キャラの出番は少なめ。尺が限られるので致し方なしですが、暦やちせ、怪獣優生思想の面々がほぼ空気になってしまっておりちょっと残念。新規カットとかで補えればいかいのですが、総集編映画としてのクオリティを上げようというコンセプトの作品ではないので仕方ないですね。

新作に向けた新作のおさらいとしては必要十分、劇場の大画面で観られるだけでファンとしてはお釣りの来る作品だったと思います。
公開館が限られ、かつ期間限定公開なので、お早めに劇場まで。
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