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ダウンサイド・アップのぷにのネタバレレビュー・内容・結末

ダウンサイド・アップ(2016年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

すっげえ評価高いことにビビった。発想は面白いけど何を問いかけたいか分からない。わざわざダウン症の方を俳優として起用したからには言葉に気をつけないといけないか?と思った。レイシストが作った多様性を受け入れようみたいな押しつけの映画に感じた。コメディとか皮肉じゃなくてメッセージを込めてるとしたらすごく高慢に感じる。気分悪くなった。映像とかの撮り方がウェス・アンダーソンっぽいとか言われてるけどブラックユーモアのセンスは違うね。ナレーションが演技としてあの言葉を使っておりそれが制作側の指示だとしたらまずその時点で馬鹿にしてる感が否めないと思う。また主人公にとっては世界が狭すぎたという表現。靴紐が結べる結べないで表現するのであったら染色体異常、実際のダウン症の方を起用するなどがどうも私にはしっくりこなかった。個人の感想でしかないが、仕事でダウン症の方やその家族と関わることが多くあるため、なんか軽く差別的な意思を感じでそれが評価されてることについて少し悲しい気持ちになった。本当に題材や発想としては良いなと思っただけに残念だった。染色体探すシーンとか死のうとしても縄が結べないみたいなシーンは良かったし映像自体のセンスは良かった。私のユーモアのセンスがないせいですみません
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